国分の仕事と職種

国分グループの営業は「価値提供」を主眼とし、お客さまのニーズに応えた多様な提案をし続けています。お客さまは大きく小売業、外食産業、メーカーに分けられます。お客さまが求める商品を仕入れることはもちろんですが、例えば小売業の場合は売場提案、外食産業の場合はメニュー提案といったように、単なる商品提供にとどまらない価値を最前線で生み出し続ける、国分の顔となる職種です。

小売店の販売形態も多様化やネットの普及によって、欲しいものを気軽に手に入れられるようになった現代では販売競争は激化の一途を辿っています。国分グループも卸として、売場・販促・物流など多様な提案機能を求められています。マーケティングの主な仕事は、市場動向やトレンドを分析することです。そこから世の中の動きを予測し、営業担当の提案を全面的にバックアップしています。

数多くのオリジナル商品を展開する、メーカーの顔を持つ国分グループ。長年の食品卸の知見を活かし、安全・安心・美味しいを追求し生活を豊かにする商品の開発を進めています。酒、菓子など各食品メーカーとのコラボや地域に根差した商品など、そのカテゴリーは多岐に渡るもの。300年続く信頼とノウハウで、消費者のみなさまに驚きと笑顔を届け続けています。

常に豊富な商品が売り場に並び、手に取ることができる。国分グループが目指すのは、欠品も余剰もない最適な物流です。そのための物流提案や物流センターの企画・設計、物流システムの構築など、その業務は多岐に渡ります。食の安全にも直結し、シビアな温度管理などが求められるほか、小売業にとっては経営を左右するなど、食のインフラを支える上で非常に重要な役割を果たすのが物流です。

国分グループの事業基盤を支える情報システムの構築および保守を担うことが主な仕事です。国分のお客さまのニーズを把握し、業務の効率化を図るシステムの設計・開発を行う他、システムの研修・導入・運用等までの一貫したフォローアップまで行います。AIやDX（デジタルトランスフォーメーション）の重要性が取り上げられるなか、情報システムが担う役割は日々大きくなっています。

主な仕事は得意先からの受注数を予測し、あらかじめメーカーに注文する発注業務と、得意先からの注文に応える受注業務です。特に重要なことは適切な在庫コントロールで得意先への「欠品」をゼロにすることです。メディアの紹介などで急に受注数が上がることもあれば、やみくもな発注は在庫の余剰につながります。細かな情報共有と過去のデータなどから先を予測することも重要です。

主要な新規事業は「健康・介護事業」と「ネット・通販事業」。どちらも社会のニーズを捉え、国分の軸になる可能性を秘めた重要な事業です。健康事業は今まで一過性のブームの色が強かった健康食品から定番商品を生み出すことが直近の目標。ネット事業は、最新のIT技術を取り入れながら日々進化を続けています。食、卸、IT、健康…多角的な視点で新しいビジネスモデル構築を図っています。