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オリジナル商品開発

INTERVIEW

オリジナル商品の開発や


輸入商品の開拓を担う、国分の“メーカー”

国分グループ本社株式会社
商品開発部
2013年入社

PROFILE

OB訪問をきっかけに「卸」の魅力を知り、楽しそうに自分の仕事を語る社員の姿に惹かれて国分に入社。オリジナル酒類の受発注業務と通関業務、オリジナル食品の受発注業務を経験し、7年目にマーケティング開発部開発一課へ。趣味はキャンプ。休日を非日常環境で過ごすことで、自分をリセットしている。

現在の仕事内容を教えてください。

国分は卸として、メーカーと得意先の間に立ち数多くの食品の中間流通を担うほか、独自商品の開発やオリジナル輸入商品の開拓も行っています。マーケティング開発部は、そんな国分の“メーカー”の役割を担っており、オリジナルブランドである「K&K」「tabete」の商品開発、輸入洋酒、菓子などの開拓を展開しています。私は商品開発担当として「缶つま」や、輸入品の「Tony’s chocolonely(以下Tony’s)」を担当しています。商品開発の仕事は、時代のニーズを先読みした商品コンセプトの立案から原料の探索、委託メーカーと協働しての試作品づくりまで多岐にわたります。また商品開発後の在庫管理や製造スケジュールの組み立て、販促施策の立案なども重要な業務です。新商品を作ることは一筋縄ではいきませんが、苦労を重ねて自分が育ててきた商品が店頭に並んでいるのを見ると感動しますし、もっと頑張ろうという活力も湧いてきます。国分の中では、なかなか味わうことのできない面白さがある仕事だと思います。

これまで担当した中で思い入れの深い商品は何ですか?

現在担当している「Tony’s」ですね。開発一課として初めて扱う輸入菓子ということもあり、経験・知見のない中でとても苦労をしました。Tony’sはオランダのチョコレート会社がベルギーで製造しているフェアトレード商品で、生産者は商品の取り扱い方や販売方法にもさまざまなこだわりを持っていました。生産者と意志をすり合わせ、輸入する数や納品までにどれくらい時間を要するか等を何度も意見交換するのですが、当然現地とのやり取りは英語オンリー。言葉の壁を乗り越えるために英会話学校にも通いました。「Tony’s」の輸入を手がけるきっかけはサステナブルを学びに北欧へ行かれた㈱丸井グループ様からのご紹介で実現しましたが、2020年11月にようやく有楽町マルイでポップアップスタートへこぎつけることができました。

輸入商品の開拓でとくに大変なことは何でしょう。

文化の違い、考え方の違いを乗り越えて互いに納得するゴールをめざすことです。日本人は世界でも厳しい目を持つ消費者です。パッケージの汚れ一つ許されません。自社商品を一から開発する場合、当然それも織り込み済みで製造過程の確認からパッケージの作成までこちらで行います。輸入商品の場合は、一から製品を作り上げるのではなく、出来上がったものを輸入してくることになるので、ある一定程度は任せることになります。そこでどうしても細かな認識の違いが顕在化するケースが少なくありません。たとえばラベルの書体が違う、改行の位置がおかしいという場合、日本では修正対象になりますが、海外では「それは商品の欠陥ではない。どうして修正が必要なのか?」という反応が返ってきます。文化や習慣に根差すものだけに、双方が納得できる落としどころを探し、対応策を考えるのは、とても大変です。

今後の目標、挑戦したいこと、描いているキャリアを教えてください

今後しばらくは、輸入食品の開拓に力を注いでいこうと思っています。「Tony’s」を担当したことで、輸入ビジネスのノウハウや留意点についてたくさんの知見を蓄えることができました。今後はこの経験を活かして、次の商品、さらに次の商品と実績を重ね、国分で輸入食品を取り扱っているということを広く社会や消費者に知ってもらいたいと思っています。もちろん、もうひとつの担当である「缶つま」の商品開発も同時に進めており、現在、製造委託会社と一緒に試作を繰り返しているところです。「缶つま」も、いずれは新しいシリーズを世の中に送り出していきたいです。

私がむすんだ〇〇〇

「チョコレートの世界」

Tony’sは、奴隷労働や利益搾取が蔓延するカカオ産業の実態にNOを突き付けるフェアトレード商品です。普段食べている美味しい、かわいいチョコレートはどうやって作られているのか。Tony’sを通して消費者の方々に少しでもカカオ産業の裏側を知っていただき、悲しい世界の現状を変えるひとつのきっかけになれば嬉しいです。

あなたにとって国分とは?

国分は自分を成長させてくれる企業だと思います。入社以来、酒類の受発注、食品の受発注、商品開発とさまざまなことを経験してきました。多くの方と出会いながら仕事のやり方を学び、それぞれの職場で新しい視点を得てきました。これからも幅広いフィールドを持つ国分で成長していきたいと考えています。

国分に入社してよかったこと

やはり商品が店頭に並んだ瞬間が一番嬉しいです。自分が関わり、心を込めて作り上げてきたものが、実際に世の中へ発信され、大勢の方の目に触れるという経験はなかなかできるものではありません。また、仕事において助け合える多くの仲間と巡り会えたことも、国分に入社してよかったと思うことのひとつですね。

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